認知症初期症状をチェックする11の質問

「もしかしてこれって認知症なも?」
高齢の親にちょっとした異変に気付いた子供が不安になることがあります。
たとえば
「お亀の管理ができなくなってきた」
「食事用意ができなくなってきた」
など程度の差はありますが、おかしい兆候はあるものです。

そんな時には活用してほしのがこの11の質問です。

①同じことを何回も話したり、たずなたりする・
②出来事の前後関係かわからなくなる
③服装などの身の回りのことに無頓着になった
④水道やガスの閉め忘れや消し忘れ、後片付けがきちんとできなくなった
⑤同時に二つのことが行うとできない、そのうちのひとつを忘れる
⑥薬をきちんと内服することができなくなった
⑦以前は手際よくてきぱきこなせていた家事が手間取るようになった
8計画を立てられなくなった
⑨複雑な話を理解できなくなった
⑩大好きだった趣味もやらなくなった(何事にも興味が薄れ、意欲がない)
⑪最近怒りっぽくなったり疑い深くなった

これらのうちいくつ当てはまりましたか?
今の段階ではなにも厳密に考えなくてもOKです。
なんとなくそんな感じがする?という程度もでもかまいません。

これらのうち少なくとも3つ以上当てはまる場合は認知症の疑いを持つ必要があります。
認知症にもその程度の差は大きく、一概に断定するのは難しいものです。
ただ初期の認知症であれば、いまはその進行を遅くするお薬なども開発されてきています。

残念ながら認知症を治療するお薬はまだ開発されていません。
ですので早めに発見して認知症の進行を遅らせることが大事なのです。

このあたりはよく接している家族でしか感じ取れないこともたくさんあります。

認知症で難しいのは
どこまでが認知症?
という判断です。
人間はだれでも歳をとれば物忘れや判断能力も落ちてきます。
体力気力が衰えてくればなにをするにも億劫にもなります。
それをひとくくりに認知症という判断もできません。
ただ、あきらかに認知症ではおかしなことが起こるのです。
決してそれを見逃してはいけません。
認知症 GPS 持たせ方

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