ハウスメーカーの家を住宅展示場などに見学に行くと、吹き抜けがあって素敵ですよね。
ですので、多くの方が家を建てる際には、吹き抜けを取り入れることが多くあります。
吹き抜けは、開放感のある空間をつくり、採光や通風などのメリットがある一方で、デメリットもあるため、注意が必要です。
ここでは、吹き抜けについて詳しく解説します。
吹き抜けのメリット
まずは、吹き抜けのメリットから紹介します。
①空間を広く見せる（開放感のある造りにできる）
吹き抜けを取り入れることで、空間を広く見せることができます。高い天井や大きな窓からの光が入ることで、開放感のある造りにすることができます。
②採光（日当たりの良い部屋にできる）
吹き抜けは、高い窓から日差しが入りやすく、日当たりの良い部屋をつくることができます。また、窓からの風も通り抜けやすく、気持ちのよい空間をつくることができます。
③風通しの良い家になる（通風と家族の交流という意味でも）
吹き抜けは、風通しがよくなるため、夏場の暑さや湿気を解消することができます。また、家族の交流を促進することもできます。
④人気のリビング階段とも相性が良い
リビング階段と吹き抜けは、相性が良く、一体感のある空間をつくることができます。
⑤狭小住宅でも広く見せることができる
狭小住宅でも、吹き抜けを取り入れることで、広く見せることができます。
⑥デザイン性が高くなる
吹き抜けは、デザイン性が高く、高級感のある空間をつくることができます。
吹き抜けのデメリット
次に、吹き抜けのデメリットを紹介しましょう。
①
吹き抜けを取り入れると、2階スペースが狭くなってしまう場合があります。2階の部屋に窓を取り付けることで、解消することができます。
②掃除がしづらくなる
吹き抜けは、高い天井があるため、掃除がしづらくなる場合があります。掃除がしやすいように、手すりや階段、吹き抜けの下にホコリがたまらないような設計をすると良いでしょう。
④カビやすくなる
吹き抜けは、風通しがよくなるため、湿気がたまりにくくなります。しかし、適度な湿度管理ができていないと、カビが発生する場合があります。湿度計を使って管理することが重要です。
④光熱費が高くつく
吹き抜けには、大きな窓が必要になるため、光熱費が高くつく場合があります。遮光性の高いカーテンや断熱材を使って、コストを抑えることができます。
⑤音やにおいが上階に漏れやすくなる
吹き抜けは、空間が開放的になるため、音やにおいが上階に漏れやすくなります。適度な間仕切りや防音材を使って、対策することができます。
吹き抜け テレビ 聞こえにくい
吹き抜けを上手に取り入れるためのポイント
吹き抜けを取り入れる場合、注意が必要なポイントがあります。
以下に、吹き抜けを上手に取り入れるためのポイントを紹介します。
①開放感を出すために、高い天井を設ける
吹き抜けの特徴である開放感を出すためには、高い天井を設けることが重要です。高さ3メートル以上を目安に設計すると、広く開放的な空間をつくることができます。
②遮光性の高いカーテンを使う
大きな窓から光が入るため、遮光性の高いカーテンを使って、光熱費を抑えることができます。
③適度な湿度管理をする
吹き抜けは、湿度管理が大切です。湿度計を使って、適度な湿度を保つようにしましょう。
④間仕切りや防音材を使って、音やにおいの漏れを防ぐ
吹き抜けは、音やにおいの漏れがしやすいため、適度な間仕切りや防音材を使って、対策することが大切です。
まとめ
吹き抜けは、開放感があり、採光が良く、風通しの良い家になるなど、多くのメリットがあります。
しかし、2階スペースが狭くなる、掃除がしにくくなる、カビやすくなる、光熱費が高くつく、音やにおいが上階に漏れやすくなるなど、デメリットもあるため注意が必要です。
吹き抜けを上手に取り入れるためには、
・遮光性の高いカーテンを使う
・適度な湿度管理をする
・間仕切りや防音材を使って、音やにおいの漏れを防ぐ
などのことが大切です。
吹き抜けを取り入れるかどうかは、家族のライフスタイルや好み、予算などを考慮した上で、よく検討することが重要です。吹き抜けを取り入れることで、家族の生活がより豊かになることをや移設です。